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めがねのフィッティング ~掛け心地~
投稿者 : メガネのイシガミ on
年末年始のお家での時間が長くなる時に、メガネを『グキッ』と踏んでしまったりしてしまうことはないでしょうか?! 普通に使用していても幅が広がった状態やずれてしまう状態に慣れてしまい、不便なままでメガネを使っていることが多々あります。 最近ではマスクをすることがほぼ必須になりマスクとメガネが絡み合ってしまうなどないでしょうか。 マスクなどに引っかかったり、メガネを押しつぶしてしまうと以前よりもフィット感が悪くなった感じがすることに気が付く方も多いのではないでしょうか。 いつも良い状態のメガネを使ってもらうために、『メガネのイシガミ』ではメガネのフィッティング教育研修を受講したスタッフが全店舗に在籍しております。 メガネは使用すると自然にフィット感が変わりますので定期的な調整をにお立ち寄りください。(他店様の商品でも、無料で調整します) メガネが徐々にズレたり掛け心地が悪くなる原因は、掛け外しの時になります。 メガネは掛けるときに頭蓋骨の広がっている部分を通ります。そのときに幅が少しずつ広がってしまいます。 眼鏡を開閉することでテンプルの片側だけネジが緩むこともおこります。 ネジは同じ方向にネジ山がありますので両テンプルの開閉によりネジを緩める動をしています。逆にどんどん固く閉まってしまい開閉が困難になるほどの場合もあります。 その他に一点に無理な力が加わってフレームがゆがんでしまうケースもあります。片手で掛け外しをした場合やメガネをしたまま着替えをして服が引っかかったり、マスクに絡みついてしまったり、メガネを掛けたまま寝落ちしてしまったりなど… メガネの調整 ・メガネの歪み直し ・耳に掛かるテンプルの調整 ・鼻パットの調整 ・各部のネジの締め直しを行います。 ・掛けた時の調整 掛けた時にまっすぐ平行にになっているかを調整します。 ・鼻パットの調整や耳の掛かり具合を調整します。 眼鏡がズレるポイントはこの2ヶ所でほぼ解決できます。 ・目とレンズの距離を正しい距離に合わせます。 12mmがも距離が適切です。欧米の方の場合には14mmが適切と言われております。 ・横からレンズの角度調整を行います。 レンズは5°~10°前後下に傾いていると下方向に目を向けた時もモノが見やすくなります。 フィット感と見え方が改善されます。 厳密に言うと眼鏡のレンズの中心にはには光学中心というものがあります。 正しい位置でメガネを掛けないと物が歪んで見える状態になり眼が疲れる原因になります。 毎日使うものだからこそメンテナンスは必須になります。 専用の工具でメガネの掛け具合を調整いたします。 広がってしまったテンプルを元の形状やお客様のお顔の幅に調整します。 定期点検などでネジの締まり具合を調整します。 角度の調整などを行います。 上記の写真のようにメガネを調整する専用の工具を用いてお客様が快適にメガネを使えるように調整を行います。 毎日使うモノだからこそ良い状態を保つとストレスなくご利用いただけます。 メガネのイシガミでは調整やクリーニングを無料にて行っております。 他店様でご購入の眼鏡でも無料で調整しております。 是非お立ち寄りください。
眼への紫外線の影響はどのようなものか?
投稿者 : メガネのイシガミ on
・眼への紫外線の影響はどのようなものか? そもそも紫外線とは? 紫外線は、波長の長さで 「A波(UVA)長い波長」 「B波(UVB)真ん中ぐらいの波長」 「C波(UVC)短い波長」に分けられます。 波長が短いほどエネルギーが強くなりますので身体への影響は大きくなります。 (上記掲載の図は東海光学様の資料を基にして作り変えております。) 太陽から降り注ぐ光線には、目に見える「可視光線(かしこうせん)」の他に、 「赤外線」「紫外線」「X線」「ガンマ線」「宇宙光線」などがあります。 UVCは最も肌や角膜などの細胞に対しての外傷性が強くなりますが、ほとんどがオゾン層などに吸収されます。 フロンガスなどの排出によってオゾン層の破壊がおこり、紫外線全般が人間に影響を及ぼすと言われているのはこのことからです。 オゾン層が形成されている場合では地表にはほどんと届いていないと言われております。 UVBは皮膚や眼に有害といわれております。 UVAは長時間浴びた場合の身体への影響は懸念されていますが直ちに危険な状態になるということはないと考えられております。 UVC>UVB>UVAの順になっており、短波長ほどエネルギーが強く影響が強く出ますが、オゾン層などでほとんど防がれ地表にまで届きにくい光線です。 ・紫外線は反射して眼に入ります 紫外線は太陽から直接的に照射されるものと、地面や自然界の建造物に反射して目に影響を及ぼします。 アスファルトの地面や海面や川なども紫外線を反射します、スノースポーツなどでは雪が紫外線を反射します。 またメガネのレンズも後ろや斜め後ろなどからレンズに光が当たり紫外線が目の中に反射して入ってくることもありますので裏面UVカット(紫外線カット)レンズ加工がオススメです。 反射光も楽になるうえに眼のケアも同時に行えますのでこの裏面UVカットコーティングは優れものです。 裸眼の場合には様々な方向から紫外線が眼に飛び込んできますので、将来の疾患に向けてのケアを考えられている場合にはサングラスやUVカット付きのメガネなど検討していただくと良いと思います。 最近ではレジャーやアウトドアなどの需要増加によりサングラスや調光レンズをご検討される方も増えております。海や川のレジャー、山登りをされる方やスノースポーツをされる方は是非ご検討ください。 なぜなら、山登りに関しては高度が上がるごとに眼に入る紫外線の量が確実に増えます。1,000m級の山の場合では平地と比べて紫外線が10~20%程度増えるといわれております。 季節を問わずアイケアは大事ですが、夏の砂浜で5%~20%程度紫外線の反射光が増えます。 雪山では約60%~80%を反射し普段過ごしている環境より紫外線量が格段に多くなるので、紫外線対策とアイケアが重要になります。 左の写真が従来コートで裏面UVカットをしていないと裏面からの反射で眼に紫外線が入ります。 右の図は裏面UVカット95%しますので眼の健康を考えられている方にオススメするコーティングです。ほとんどのレンズに裏面UVカットコーティングを施すことができます。 ・日に当たると、肌が日焼けをします。眼も日焼けします。 眼に入る可視光線(光)は情報を脳に伝える大切な器官です。唯一外界に接している人間の内臓でもあります。可視光線(光)は我々にとって欠かすことのできない情報を伝える役割を持っていますが、紫外線を多く浴びすぎると様々な問題がでます。 日中に太陽光を浴びていると肌は日焼けします。 眼の場合には日焼けというのは不正確で、酸化するというのが正解に近い考えだと思われます。 卵をフライパンに落とした時は白身の部分は透明ですが、熱を加えると酸化して白くなります。 同じことが眼球でも起こりますが、幸いなことにオゾン層や大気、そして人間の角膜や水晶体(さらにその奥の硝子体)などによって酸化するのを予防したりしております。 人間の場合にはサングラスやUVカットレンズ付きのメガネを使うことで更にガードを固くすることが可能です。 眼が日焼けをすると、上図の真ん中の楕円形の水晶体の部分が白濁します。 水晶体に強い紫外線を浴びせたり年齢を重ねられると白濁して白内障などになります。 若年層でもレーシック手術を行った場合に、角膜の細胞が破壊され水晶体で紫外線を受け止めることが多くなってしまい白内障になる場合もあります。 船乗りなど海に関するお仕事をされている方などはその他にも「翼状片」という状態になったりして視力の低下や見え方の悪さに繋がったりしますので、できるだけメガネやサングラスなどでのケアを怠らないようにしてください。 ・紫外線予防のための、サングラスやカラーレンズメガネを選ぶポイント レンズのカラーと濃度(濃さ) ≪眼の「楽さ」に繋がります≫ 別の記事で「薄めのカラーレンズをおすすめします」 が、あるので 好みのカラーについてはそちらの方を参照していただいてイメージを膨らませて頂ければと思います。 POINT.1 紫外線(UV)カット率 サングラスやカラーレンズメガネを選ぶ際に重要なのは紫外線のカット率です。表記は様々ですが「紫外線透過率〇〇%」などと表記されています。 ほとんどのサングラスやメガネにおいても基本的にUVカットコートはもともと付いていますのでカット率は99%以上になります。海外のハイブランドなどは100%カットを謳っているものもあります。 その他に重要なのは裏面からの反射のUVカットコートを施すかが重要になります。紫外線から眼を守るために裏面反射防止コーティング(裏面UVカット)が非常に効果的です。 POINT.2 レンズ濃度 紫外線透過率と共に、重要なのがカラー(レンズの濃度・濃さ)です。 レンズが濃ければ濃いほど紫外線をカットしてくれるわけではありません。極端な例ですが、レンズにカラーが付いていなくても紫外線をカットできます。 レンズのカラーは光の光量を調節する機能です。ですので、カラーが濃いレンズほど眼に入る光の光量を減らすので刺激が少なくなり眼が楽に感じます。カラーが薄いレンズだと光の光量が多くなり刺激が大きくなります。 ...