HOYA 可視光調光レンズ SENSITY DARK(センシティダーク)

 

HOYAから可視光調光レンズが発売されました。

HOYAレンズからは従来は普通の調光レンズは発売されていましたが、可視光調光レンズは発売されていなく紫外線で色が変わるレンズが長年発売されていました。

従来は紫外線で色が変わる調光で十分でしたが、調光レンズをお求めになるお客様の中に車で使用したいという方が多くなってきています。

しかし現在の車のほとんどがすべての窓にUVカットガラスを採用していますので従来の調光レンズではほとんど使えいないという状態でした。

そんな中登場したのが可視光調光レンズです。

一体どんなレンズなのでしょうか?

1 おすすめの方

2 特徴

3 バリエーション

4 注意

 

 

1 おすすめの方 

  ① 車の中で使用されたい方。

  ② メガネをなるべく1本で済ませたい方

 

 

2 特徴

  ① 可視光調光レンズ(フォトクロミックレンズ)・【フォトクロミックとは光で可逆的に変化する】

 室内にいるときはほぼ無色か薄い色・外に出た時に太陽光に反応して強く反応するレンズです。

このレンズは一番の特徴の紫外線だけではなく目に見える光でも色が変化しますので車の中でも色が変化します。 >

車の中でも状況によっては中程度の濃度に着色

プラス、紫外線もほとんどカット。まぶしさも和らげて紫外線もカットしてくれるのでかなり目の健康に配慮したレンズとなっています。

他の技術では書き換え可能型光メモリー(CD-ROMやDVDに使用)に採用されてます。

 

 

 

       外出時に太陽の光を受けた状態

 

            昼間に車で外出した時

 

         室内では軽く色がついている

 

 センシティ調光層が光に反応して濃さが変化します

  ② 約90秒以内で発色

  ③ 紫外線をほぼ100%近くカット

 

 

3 バリエーション

  ① ダークグレイ

  

    すべての波長帯において光の量を抑える効果があり、バランスの良い自然な見え方が特徴

   ② ダークブラウン

 

    青成分をカット。ヘイズカット効果【遠景のもやをスッキリさせる】により、遠景を見やすくする効果がある

   ③ ダークグリーン

    赤成分、青成分をカット。光の波長を平均化し、自然でソフトな見え方をする

4 注意    [注意]

  ① レンズの色は温度に関係していて、暑い時よりも寒い時の方がより濃くなります。

グレイのレンズ

 

 

ブラウンのレンズ

ブラウンも色の濃さによってはグレイに見えることもあります。

諸条件によっては色の濃度は変化いたします。

  ② 調光レンズは商品の特性上、紫外線で徐々に経年劣化して、濃度の低下や色調変化が起こります。レンズ表面の傷が劣化を推し進める場合もありますので取り扱いには注意が必要です。計算上は6年で色の変化がしなくなるということです。(1日4時間紫外線を浴びたと仮定して) 

 

 

  ③ 色の戻りには時間がかかります

  ④ 公共交通機関の乗り物では色が変化しないかもしれません

    電車やバスでは最近ではUVカットだけではなく眩しさも和らげる素材のガラスを使用している車両もありますので色が濃くならない可能性もあります。

 ほかにも今回、HOYAはセンシティ2という従来のサンテックを改良した紫外線で変わる調光レンズも発売していますので、室内ではなるべく透明に近いレンズが必要で、車の運転には使用されない方はセンシティ2のほうがいい場合もあります。

 

色が変化する調光レンズは日差しの強い欧米ではかなり人気で、日本国内でもじわじわ需要が高まっております。

目の健康を考慮したい方などがお求めになられることが多いです。

その他には自動的に色が変化するのでファッション性も高く機能的ですので是非お試しいただければと思います。

今回HOYAから発売されたセンシティは色の変化も良くてなかなか好評です。

カラーバリエーションも豊富ですので是非お試し頂ければと思います。

店頭にも商品に詳しいスタッフが在籍しております。お気軽にお立ち寄りいただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください。